ドローンの航空法適用200gにカメラは含まれる?国土交通省に電話した

2018年11月29日

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日本ではドローン(無人航空機)が航空法の規制適用を受けるのは「200g以上」の機体とされています。

この「200g」に関して「カメラは重量に含まれるのか」「200g未満のドローンにGoPro着けたら?」「本体重量とは」等の判断基準を国土交通省に電話質問した上で書きたいと思います。

と言う事で。。。

ドローンにご興味をお持ちの皆さまこんばんは!ラッシャー木村です!!!
違いますが。

日本では(別に日本だけじゃないけど)あれやこれやと規制を受けるドローン。

しかしながら「200g未満」のドローンはあれやこれやの内のいわゆる「航空法」の規制対象外となり、例えば「人口集中地区」を無許可で飛ばすことが可能となります。

もちろん航空法以外の法律・条例(「公園はあかんよ」「電波法」とか)やマナーが大切ですから野放図に飛ばせる訳ではありませんが、200g未満の機体はそれ以上の重量のドローンより飛ばせる範囲が格段に広がります。

その「200g」とは一体なにをもって200gなのでしょうか?

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ドローン規制の「200g」とはなにがどう200gなのか?

最近は結構画質の良いGoPro「もどき」やRuncam「もどき」の中国製アクションカメラが多数販売されています。
こういった安価なアクションカメラを200g未満のドローンにくっつけて航空法等を気にせず手軽に空撮するのはとても楽しいです。
しかし、お持ちのドローンにアクションカメラをくっつけたら200g以上になっちゃう場合がありますよね?

そんな場合はどう考えればよいのでしょうか?

また、199gの「DOBBY」にプロペラガードを付けたら200g超えたんだけど、、、

ってな状況は法律的にはどうなのでしょう。

本体+バッテリーで200g以上が航空法対象-プロペラガードは?

はてさて、、、まずは法律が大切です、、、

「機体本体」と「バッテリー」の重量で判断

国土交通省HPの「無人航空機(ドローン・ラジコン)の飛行ルール」のなかの「飛行ルールの対象となる機体」によりますと、、、

今回の法改正により対象となる無人航空機は、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く)」です。いわゆるドローン(マルチコプター)、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプター等が該当します。

引用元:国土交通省「飛行ルールの対象となる機体」(http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000040.html)

「200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く)」

と対象外の機体を定めています。

その「機体本体」って例えばプロペラガードなんかは含まれる?

プロペラガードやアクセサリーは200gに含むのか?

ずばり今現在、「取り外し可能」なプロペラガードやアクセサリーは「機体本体」の重量に含まれません

例えばこんな奴の場合-名器「JJRC H6C」(Holy stone「F180C」)

室内でも室外でも機敏に飛ばせる優れもの。屋外での練習用入門機として今だに現役かつ最適な機体です。しょぼいけどカメラ内蔵。「気圧センサーでの高度維持」等の余計な物がないのがいいです。

室内では中華フープの方が飛ばしやすいですが、十分練習可能ではありますし、空撮の感覚も掴めますから、これを最初の一台に選ぶのも良いと思います。

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こんな奴です。

こいつのバッテリーとプロペラガードとバッテリーを外します。

はい。こいつの場合は「取り外し可能」なプロペラガードを除外した「機体本体の重量とバッテリーの重量の合計」が航空法の適用を判断する基準となります。
(もち、H6Cなんてプロペラガード付けても50g強なので明らかに航空法の適用除外ですが。)

Tiny Whoop(中華フープ)は本体のフレームとプロペラガードが一体化してますから取り外し不可能ですね。

これはそのまま「本体+バッテリー」で考えます。もちこれも十分200g未満の機体ですが、、

DOBBYはギリ199g-プロペラガードつけてもええよー

ですから例えば「本体とバッテリー」でギリギリ199gの「DOBBY」には航空法規制を気にせずプロペラガードを装着しましょう。プロペラガードを付けると200g以上になりますが関係ありません。

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と言いますか絶対にプロペラガードを装着すべきです。DOBBYの様なセルフィー「トイドローン」は安全性・信頼性がDJI製品などの機種に比較して低いです。
裸ではなくプロペラガードを装着し、安全性を高めることをおすすめします。

「プロペラガードも規制対象の200gに含まれる」等を記載したブログもあるかもしれませんがですよ。

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ドローンのカメラは規制の200gに含まれる?国土交通省ヘルプデスクに電話

ちょっとややこしいのは「カメラ」です。

例にあげたJJRC H6C(Holy stone「F180C」)やDobbyもカメラを「内蔵」しています。

ドローンに「内蔵」のカメラは本体重量?

GoProなんかを外付けする場合は?

など、、、

まあ国交省の記述を解釈すれば外付けカメラは本体重量ではないだろと思って今までやってきた私です。だいぶ前から、そういった製品も販売されていましたしね。

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感想(0件)

「189gの機体にGoPro搭載可能!(つまり後付けカメラ搭載で200g超えるけどOK)」と宣伝しているRC EYE One Xtremeですが、操作がモード1なので私は購入してません。
しかし、私自身も今まで180g程度の自作ドローンにアクションカメラを付けて合計250g以上で人口集中地区を飛ばしてきました。

大丈夫と思ってますから。

でも調べればネットでは、やっぱあるんですよねー。「外付けのカメラもダメだ」「200gに含まれるからあかん」ってなことを書いてるクソサイトが。
だから念のため。わかっちゃいたけど、ちょっと心配なので、、、プロペラガードやアクセサリーも含め国土交通省の「無人航空機ヘルプデスク」に電話して聞いてみました。

無人航空機ヘルプデスク 電話 : 03-4588-6457  受付時間 : 平日 午前9時から午後5時まで(土・日・祝除く)

電話がつながるまで「お待ち下さい」で結構時間かかりましたね。

ドローンカメラの重量規制に関する国土交通省ヘルプデスクの回答

だいぶ待ってようやく繋がった無人航空機ヘルプデスク、、、

私「あーすみません。ドローンの「飛行ルールの対象となる機体」に関してですが、本体とバッテリーの合計が200g未満の機体に、外付け、後付けで取り外し可能なカメラを装着する場合は機体本体の重量とバッテリーの重量の合計に含まれませんよね?

ボディーに内蔵されているカメラは「機体本体」として重量に含まれる。しかし、外付けや後付けは除外という解釈でいいですか?」

国土交通省「はい。製品として内蔵されているカメラは機体本体とみなします。ですが付属品等で取り外し可能なカメラは「機体本体」の重量とはみなしません。」

私「取り外し可能なプロペラガードやアクセサリー、GPSユニットやFPVユニットを後付けする場合も、その考えで同様ですか?」

国土交通省「はい。同様に「機体本体」の重量とはみなしません。」

「製品」や「付属品」という表現に少し違和感を覚えました。

ですが、結論としては思っていた通りでした。
また、対応して戴いた方はとても丁寧・誠実でした。

内蔵カメラは重量規制の対象、外付けカメラは対象外

まあとにかく

  • 「製品」として本体(ボディー)に内蔵されているカメラは「本体重量」に含まれる
  • 付属品や取り外し可能な外付けカメラは「本体重量」に含まれない
  • 取り外し可能な外付けのプロペラガードやアクセサリーも同様
  • 取り外し可能な外付けのGPSユニットやFPVユニットも同様

ってことですわ。

国土交通省の「製品」や「付属品」、という表現に対して、、、

私「えー。何をもって「付属品」なんでしょか?私のJJRC H6Cはクソカメラが内蔵されてます。ですがボディーに内蔵されているとしても、極めて低機能なクソカメラですから、これはクソな付属品ではないのでしょうか?
しかも分解して半田ごて当てれば2分くらいで取り外し可能なんですけど。それも本体に含まれます?」

と聞こうと思いましたがやめました
分解や半田って言ったら何でもかんでも「取り外し可能」です。しかも

「クソかどうがは付属品と関係ありません」

と言われそうでしたから。

厳密に「200g」を考えるなら、例えば
「ボディー、フライトコントローラー、受信機、モーター、プロペラ、バッテリーおよびそれらを構成する基盤や接続する配線類」の合計
なんてやればいいかもしれませんが、めんどいやんね。

そう言う意味でも
「『製品』=『あらかじめ、かたち造られて世に出た姿』としてボディーに内蔵されている場合は本体重量の対象となる。」
と簡潔に考えましょ。

航空法規制の対象外でカメラやアクセサリーをドローンに搭載!

と言うことで本体とバッテリー以外のものをドローンに後付けしても航空法対象である「200g以上」にはカウントされません。

ドローンに乗せたZガンダムやブルース・リーは200gに含まれません。

飛べるかどうかは別ですが。

本体+バッテリーで200g未満の機体にGoProモドキのアクションカメラをぶら下げてもOK!

これは飛びません。

200g未満のJJRC H89に900gの一眼レフカメラをぶら下げても法律的にはOKということでしょう!
飛びませんが。

H6Cやもう少し大きいH98やMJX X400クラスのブラシモータートイドローンではGoProクラスのアクションカメラを積んで飛行するのは無理です。X400はなんとか飛びますが非常い厳しいですね。一眼レフはもちろん無理です。

トイドローンへの搭載は、例えばこのカメラならOKです。

Hawkeye Firefly マイクロ アクション カム

投稿者の「えのさん」さんは結構大きなトイドローンに搭載されてますが、このカメラ本体は16g程度なので、もっと小型の機種に積んでも飛行可能です。
画質はそこそこですが、安いしトイの内蔵カメラよりいい動画が撮影可能です。

「200g」の事を書くつもりだったのに、なぜか軽〜い話になってすみません、、、

小型のトイドローンに搭載可能なカメラの紹介や、カメラを分解(軽量化)してドローンに搭載するお話はまたいつか書きたいと思います。

200gオーバーのRodeo150を200g未満に改造してGoProモドキを搭載

さて今回、「本体とバッテリーが200g未満の機種ならカメラを後付けして200g以上になっても航空法の対象外である」ことが確認できました。

ギリ200g未満のブラシレスモーターの機体なら100g弱のペイロードはありますからGoProタイプのアクションカメラが搭載可能です。

今回確認できた事を最大限に活かして、どんな遊び方ができるかやってみましょう。
失敗する場合もあり、あくまで自己責任でトライして欲しいのですが、楽しめることは確かです。

小型レーサー機「Walkera Rodeo150」を200g未満に軽量化改造

そもそも200gギリギリのブラシレスモーター機を自作すれば良いのですが、私は完全に自作する自信がなかったので「Walkera Rodeo150」という製品を改造(別のボディーに移植)しました。

Rodeo150はとても小さなレーサー機ですが基本性能は十分。とても元気よく飛んでくれます。

小さくてもパワフル。GoProタイプ(モドキ)のアクションカメラを積んで300g程度になっても余裕で飛びます。

しかし、これ「機体本体+バッテリー」が230g強あるんですよね。

国土交通省の言うところの「製品として内蔵」されたカメラ(FPVカメラ)やその送信機を合わせて約230gです。

注)FPV
FPVとは「一人称視点」(First Person View)の略です。ドローンにとりつけたカメラからの映像を無線でリアルタイムに送信しこれをモニターで見ながら、あたかも「自分がドローンに搭乗して操縦する」ような感じを味わえます。

※このFPVの映像を送信する電波が5.8GHz等の場合は電波法によってアマチュア無線四級等の資格や無線局の申請が必要です。詳しくはお調べ下さい!!

本題から少しそれましたが、要はRODEO150はカメラ等の内蔵物含めた機体本体の重量が200g以上ですので航空法の「飛行ルールの対象となる機体」となります。

前回も書きましたがわずか30gオーバーでも200g以上であることは間違いありません。
「30gくらい見逃してくれるだろう」と考えるより、きっちり200g未満にして安心して遊びたいです。

内蔵カメラを外して本体重量を200g未満に改造

こんな時は「カメラ外したら200g未満になるな」と思えば、分解して外しゃいいんですよ。

分解して

FPVカメラとその送信機を外して

別のフレームを購入して、そこにカメラユニット以外の部品を組み込みました。改造ではなく移植ですね。

「機体本体とバッテリーの合計重量」を180gにできました!
これで、この機体は航空法の対象外となりましたね。

ちなみに、この様な作業は、たいした知識や特別の技術は不要です。
分解方法等の詳細はまた別途書きます。

あとは、この「機体本体」に外付けでカメラやFPV関連ユニットやGPSユニット等をいくら取り付けても重量的には航空法に関係ないのですよ。

アクションカメラやFPVユニットを組み込もう

分解して200g未満になったRodeo150に、取り出したFPVカメラや送信機を外付けします。結束バンド等で強固かつ取り外し可能なように本体に搭載します。

218gになりましたが、機体本体の重量は200g未満ですので規制対象とはなりません。

もちろん、これにアクションカメラをぶら下げてももOKです。

これで購入した時には230gだったRODEO150も安心?して航空法適応除外の200g未満な機体として遊べます。

そんな感じで

機体本体の重量とバッテリーの重量の合計とは?
外付けカメラは本体重量に含まれるのか?

等々をしっかり考えて楽しめばええじゃない?っていうクソ提案でした。

DJI SPARKを200g未満に軽量化・改造できるか?!

えー。なら重さが300g程度のDJI SPARKもカメラユニットやGPSを外して組み直せばいけんじゃね?!

って感じですが、

うーん。どうですかね。
SPARKのジンバルカメラユニットを外して、GPSも外して、、、、他も軽量フレームに移植して、、、
いやー。できるかもしれませんが、私は今現在SPARKを分解して200g未満にする自信はないです、、、根本的な技術がないですし。
と言うか、やっぱり高価ですから失敗した時のこと考えると怖いですね。
200g以下に改造できたら報告します。どなたかできませんかね?

でもせっかくですから!

思い切ってやってみようかな!!!

それでは皆さまごきげんようー。

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